2007年10月11日

10月11日 里の秋

「しずかなしずかな  里の秋 おせどに木の実が落ちる夜は ああかあさんとただふたり 栗の実煮てますいろりばた」、なんてこれからの季節そのものでしょうか。
私は囲炉裏の経験はなく、木製の長火鉢だったり、練炭火鉢でした。そして、どちらかといいますと海育ち魚育ちでして、栗の実を煮て口にしたという経験もありません。でも縦ながの日本であり、山河豊かな日本ですので、各地の四季の移ろいも、我が家での出来事のように感じられます。
この歌、作詞が斉藤信夫さんで、作曲が海沼実さんということですが、申し訳ありませんがお二人とも存じ上げません。しかしこの歌は、昭和16年12月8日に発表されたらしいんですね。つまりこの日は、トラ トラ トラの真珠湾攻撃の日なんですね。日本中が万歳万歳で狂喜乱舞した日です。ですから一説によれば、反戦の歌だという向きもあります。確かにうなずけます。
兵士たちがそれぞれの戦場で、留守を守る親兄弟のことやふるさとのことを案じたならば、兵士たちに戦闘意欲は衰え、士気は落ちてしまいます。真意は存じませんが、そうだとするならばなんてきれいな反戦歌をお作りになられたことでしょうと感服するばかりです。通常の反戦歌なら、あからさまに異を唱え、すぐさま治安維持法違反として憲兵や特高警察ものになりましょうが、こんなにきれいな詞と曲では、そんなことなど微塵も感じさせません。
情愛豊かな人の心に、銃口は向けられません。なにひとつ防禦のすべも知らない市民に、戦争という恐怖が襲いかかることなどありませぬよう。
posted by さっぜさん at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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