2007年10月19日

10月19日 武士のいちぶん

藤沢周平さんの短編「盲目剣(もうもくけん)こだま返し」の朗読を聞かせてもらいました。原作の題より、映画のタイトルで「武士のいちぶん」と換言したほうがお馴染みでしょうか。前々から聞いてみたい作品でした。封ぎりのころテレビのCMで、キムタクさんが、「武士のいちぶんがたちません」なんて、いい台詞を言われますので、興味しんしんでした。短編ですから、40分ぐらいで読み終えたしだいでした。
私はこの作品、ひとりの武士がなにかの策略に陥り、藩を相手に仕組んだ裏切りどもに復讐していくような、大きなイメージを描いていました。つまり、犬一匹が虎に挑むような物語です。それが、妻の不倫に対する果し合いということで、意外と小さなお話だったことにやや物足りなさはありました。でもこれも、原作者藤沢さんの庶民性を基調とした世界のお話でしょうか。
聞きながら感じることですが、時代ものを書くおかたは、本当によく勉強なさっておられます。表現がその時代そのもので、情景をリアルに感じます。マサニその時代の場面に立ち会っているかのような臨場感があります。これも、努力と天分という有難いDNAでしょうか。
posted by さっぜさん at 09:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。