2008年08月10日

8月10日 蝉

「蛍二十日に蝉三日」と申しますが、その短命の蝉さんたちが賑やかです。私の自宅東隣の竹林から、夜明けとともにいっせいに鳴きだします。油蝉なのでしょうか、ジリジリと一生懸命です。
話によると、江戸城大奥でも蝉が生息し、今の時期千代田の杜でざわめいていたんですね。そのときおおみだいどころのてんしょういんさまが、なにかご機嫌よろしからぬことがおありだったようです。庭に出られて、「 ひかえよ 」と蝉たちを一喝したそうです。すると、あれほどざわめいていた蝉たちが、一斉にしずまりかえったそうです。これに驚いたのが大奥の奥女中たちでした。「さすがはおおみだいさま、てんしょういんさま、蝉まで従わせました」などと大奥中でもちきりだったそうです。偶然の出来事ではありましたでしょうが、てんしょういんの気迫が通じましたでしょうか。
今こうしてパソコンに向かいながらも、鳴き声が途切れなく聞こえてまいります。この時代この日この時、私と共生しています。そんな奇縁ならば、せめてひとつきほどは生きていただきたいものです。
posted by さっぜさん at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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