2008年07月23日

7月23日 千歳烏山寺町界隈

世田谷の小京都といえば、千歳烏山ですね。幾度と鳴く訪れる千歳烏山ですが、まだ小京都と異称去れる寺町あたりを歩いたことはありませんでした。なにせ甲州街道を超えたことは数回しかなかったものですから、当然といえば当然でした。
そんなわけで、暦は大暑でありましたが、強い日差しのなか日傘をさして向かいました。そのあたりは26の寺院が集中し、戦前からの寺町ということで小京都なんて呼ばれているんですね。でも、寺院の他にどのような風情が小京都なのかよくわかりません。各宗派の寺院がたたずみ、静かな静かな真夏の昼下がりでございました。
この寺町の発端は、あの関東大震災で下町一帯が壊滅したことにより、当地に移転したことがはじまりなんですね。あの歴史上の浮世絵師喜多川歌麿の墓所があります。専光寺(せんこうじ)を入ると、すぐ正面に建立されていました。やはり江戸のころの墓石ですから、あらあらしく削って作られた墓石でして、はっきりとご自身の名も刻まれていました。どうなのでしょう、あの墓石の中に、歌麿の遺骨が実際に安置されているのでしょうか。それとも、ご本人の大事な遺品でも納めていましょうか。どうなのでしょうね。
武蔵野の雑木林の中に歌麿が眠るなんて、なんとなくそぐわないような気もいたします。やはり吉原界隈の色町近くを、ご本人も望んでいるような気がします。美人画の始祖にふさわしい土地ではありません。
そして私の実家は、浄土真宗の功徳を受けているものですから、表札を見て、浄土真宗源正寺に。暑い暑い境内の中に、井戸を見つけました。これは有難いということで、ポンプを数回。イヤアたまりません、水の冷たかったこと冷たかったこと。まるで氷水ですね。手をあらい顔を洗い、そしてうがいを。ところが水場ですから、蚊の大群に襲われ、半ズボンから真下には吸血鬼の攻撃を受けてしまいました。私の汚い足が、さらに汚くなったしだいでした。武蔵野台地という所、地下水が浅く、割と容易に井戸が掘れたようです。ですから、樹木などに適した環境だったんですね。
そんな暑さ厳しき午後を、ぶらりと過ごした昨日でした。
posted by さっぜさん at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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