2008年08月14日

8月14日 餅

餅なんて、お正月かお祝いごとか、そんなときぐらいしか誰も頭に浮かばないと思います。そして普通に思いだしても、どちらかというと寒い時期ですね。こんなアッチッチな時期に、食べるお方なんていないかもしれません。まだ冷たくひやしたシラタマのほうが、気がきいていましょうか。でも私は餅が好きでして、割とひんぱんに食べています。
お雑煮を除き、いつもオーブンでチンして、とろけるチーズをのせ、少々醤油をきかせて。海苔で巻いて食べるというごくシンプルなものです。九州に嫁いだ娘からわりとこまめに送ってくるんです。旦那がサラリーマンならこんなことはないのですが、なにせ農園主ですので、なにかお祝い事のたびに餅をつくんですね。そのおこぼれをいただいているんです。あのパリッと焼けた食感と、醤油のにおいと味がたまりません。
江戸時代初期の頃、シャム国(タイ)に渡航した日本人が、幕府からの帰国の問いかけに、「おらあ、日本にけえって餅がくいてえ」と泣き出し、大半が帰国してしまったんですね。餅が有する郷愁感は、食の原点でもあります。
これからどうなる日本の食ですが、そんな不安感のことを思うとき、感謝してなんでもいただいています。政治評論家の三宅久之さんが話していました。「余命のことを思うと、一食一色が大事なんだ」というんです。つまり毎日ごちそうという美食でなきゃならんというわけです。そしてジャーナリストの田原総一朗さんは、子供のころの戦時中を思い出して、「甘いとか辛いとかそんなことはどうでもいい。食べられればいいんだ」というんですね。さて、あなたはどちらでしょうか。
posted by さっぜさん at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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