2008年10月31日

10月31日 源氏物語

紫式部の源氏物語が世に出て、今年はちょうど1000年になるそうですね。一昨日のそのとき歴史が動いたで知りました。平安時代という当時の世で、女性がこれほどの長編を書くのですから、傑出した偉人のひとりなのでしょう。それも誰しもが夢見る、永遠で不滅の恋物語ですからね。
光源氏なる高貴な皇子を登場させ、多種多様な恋愛劇が、多面的に描かれています。光源氏が投げかけた波紋が、十人十色の女たちの思慕と苦悩を綴っていますね。見事だと思います。私は、読んでその純文学にはまり込むほどの強要なんかありませんので、映画というお芝居の世界でしか存知ません。ですから看板程度のことしかわかりませんし、感想めいたこともいえません。
そんな私ですが、最も印象的なのは、帝(みかど)であり父親の寵愛した桐壷に心を寄せ、寝所(しんじょ)にしのんでゆきますね。そして思いをうち明けながら、秘め事を重ねていきます。その女官が、我が母親に生き写しだったなんて聞かされ、押さえ切れない感情が禁断の恋になりました。こんなスリリングな常時ごとを書けますので、1000年遡ってのノーベル文学賞でしょうし文化勲章ものでしょう。
あの作品は、京都大映が製作した豪華絢爛そのもので、社運をかけた大作でした。撮影が終われば当然整理されましょうが、もったいないかぎりの美術でした。とうてい今の製作事情では、再現しえないような王朝絵巻の再来でしたね。総合芸術の粋を極めた作品でした。

posted by さっぜさん at 09:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by 逆援助 at 2008年10月31日 16:46
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