過去をたどれば、徳田球一(とくだきゅういち)、野栄参三(のさかさんぞう)などの名前が浮かんできます。その昔、徳田さんが、「皇居から天皇を追い出し、公園を作ればいい」なんて発言がありました。私は子供のころから、土地柄でしょうか、床の間に掲げる昭和両陛下の御真影を見ながら育ちましたので、即座に「ありえない」と思ったものです。
その日本共産党が、「護憲の立場から、天皇制は容認する」というんですね。やはり苦しい弁解でしょう。野球に例えるなら、チェンジアップでしょうか。「天皇制を除いて護憲だ」なんて主張したほうが、ストレートで、より自然のような感じがします。そのようなわけで、共産党らしくない共産党になってしまっっています。これも時代という「舞台と出し物」を考えないと客は集まらないということでしょう。
政見放送でも志位委員長が、「住民税を下げ、消費税は絶対上げない。そのために」と訴えていました。これも変化球でしょうか。税金という国民会費は、安いほうが・・・・。