2007年10月12日

10月12日 ぜいたく

食欲の秋ということで、ふと思うことがあります。童話作家宮沢賢治の最高のぜいたくは、天ぷらそばとミツヤサイダーだったというCMがありました。あのCMで、純朴だったであろう宮沢先生のお人柄と、貧しかったであろう時代背景を感ぜずにはおられませんでした。皆様にとって、最高のぜいたくなんて、なんなのでしょうか。私の養父さっぜさんのそれは、カレーライスでした。明治35年生まれでしたから、妥当なところかもしれません。大正末期でしょうか、なんでも青年団の一員として、県庁所在地の鹿児島市まで出かけたさい、みんなでカレーを食べたそうです。そのときのカレーが、夢のようにおいしかったそうです。私もなんとなく覚えていますが、あの子供時代、赤い箱のハウスカレーを買って、養母が見よう見まねでカレーを作ってくれ、3人で「うんまか」いなんていいながら食べたことをおぼろげに記憶しています。
それが今の私はどうでしょう。毎晩ビールか発泡酒。それに夏はウイスキーのオンザロック、冬はお酒か焼酎のお湯割り。そして・・・・あとは申しませんが、これが現代の普通の食事だなどとお叱りを受けるやもしれません。
昨夜いただいたアジの塩焼きを食べながら、養父が「アジは高級魚でな、病人しか食べられなかったもんだ」なんて教えてくれたことを思い出したんです。なんでこのようなものが、なんて思いますが、そのうち時代が移り、この日本中に漁師さんがいなくなったらなんとしましょう。魚そのものが輸入に頼り、超高級食材にならんともかぎりません。農業や畜産はあっても、水産業は皆無という時代がこないともいえません。
たとえメザシであっても、「ああ海の宝だ」なんて感謝しながらなんていただきましょうか。
posted by さっぜさん at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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