2008年03月23日

3月23日 偕楽園

昨日、坂東太郎を越えて、水戸偕楽園まで出かけました。もちろん観梅が目的ですが、水戸徳川の優雅さをいくらかなりとも吸収できればと思い立ってのことでした。
行きはスーパーひたちで、帰りはフレッシュひたちで、快適な旅でした。連日の雨模様から、弥生三月の暖春そのものでしたね。でも、北へ向かったぶんだけヒヤリとした風に包まれてもいましたよ。
偕楽園ではまだまだ梅爛漫でして、手で触れながら楽しませていただいたしだいでした。園内の隅々まで花の香りが漂い、嬉しく贅沢なかぎりですよね。歌謡曲のお座敷小唄のように、狛江の小道に咲く梅も、水戸偕楽に咲く梅も、梅に変わりは・・・・なのですが、日本三名園に咲くことを思うと、思わず唇を寄せたくなります。
ご存じのお方も多いと思いますが、園内には好文亭(こうぶんてい)なるお殿様の休息所がそのまま現存しているんですよね。いくつかの茶室やお殿様の寝所、およびその関連の広間を配した庵ふうの別邸といえましょうか。九代藩主の斉昭が作らせた、私的な迎賓所でしょうか、いいですよね格式に満ちて、それでいて華美を排し、質素でありながら雅ゆたかに建てられていて。茶室がメインですから、上級武士の間では茶の湯のおつきあいがいかに重要であったか瞭然としています。襖にしても、さぞ高名な絵師が描いたのでしょう、ユニットになった力作揃いで安土桃山文化そのままかもしれません。そして、回廊の見事な配りがお侍さまそのものです。太鼓あり傾斜ありの渡る楽しみを感じさせてくれました。現代住宅でこのような長い回廊なんて夢のなかだけですが、田舎の実家を工夫すればなんとかなりそうな気はするのですが。
四時間ほどの散策でしたが、御三家の栄華に、身を、寄せていただきました。
posted by さっぜさん at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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