2008年10月25日

10月25日 愛と死の記録

昨日のお昼過ぎから、衛星で「愛と死の記録」という昭和四十年代の映画を放映していました。私ものんびり気分で見たのですが、被爆国日本の、戦後特有の物語でした。広島を舞台に、被爆した若者と、将来を夢見る娘のはかない純愛ものでしたね。幼かったころのあの原爆投下の日、広島の爆心地で被爆してしまった若者が、白血病に苦悩しながら、悲恋と向き合い絶命していくお話でした。
このような本も数あるように記憶していますが、事実いくつもいくつも存在しえた史実だったことでしょう。それも、広島と長崎の二元での愛情劇ですから同情いたします。お芝居では白血病で夭逝した彼を追って、ヒロインも投薬自殺するという筋立てでした。二人の愛を、二人だけの永遠のものにしたわけですね。実話だったのでしょう。なんともやりきれません。もう過ぎたことをああだこうだ問えませんが、花も咲かず実も結ばなかった犠牲者たちに、哀悼の念がこみあげてまいります。
私も病気もちの身の上ですが、幸いにも死にいたる病ではありません。自分の生き方を振り返れば、なにひとつ真剣に生きる努力をしていませんでした。無駄なことばかりが思い出されてなりません。
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2008年10月24日

10月24日 インナースキャん

先だって私の誕生日だったものですから、九州に住む娘から、ヘルスメーターをプレゼントされました。ヘルスメーターなら前々からありますのでどうしたんだろうと、ふと感じたしだいでした。
ところが、単なる代物ではなかったんですね。つまり体重の他に、体脂肪、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、筋肉量などが同時に測定できるというんです。娘も、私がバナナダイエット中であることを察しまして、贈り物としたわけですね。こんなものをいただいてはやり遂げないわけにはいきません。そんなわけで毎日測定しているわけであります。
まず身長と体重と年齢をインプットしまして、台に乗っただけでいろいろ測定され、データが表示されるわけであります。なんとなくインチキくさくもありますが、機器を信頼して、計測してもらっているんです。体重69キロ、体脂肪率24、6パーセントだそうです。他にもデータがあるんですが、気にしていませんので省略します。私は身長がありませんので、今のところこのデータでもメタボの範囲には該当しないようです。こんな機器がリビングにありますので、家庭内クリニックに身を置いているようなものです。以前のブログにも書きましたが、目標はアンダー65キロですのであと4キロは減らさなければなりません。今の段階では、100グラム200グラムの目盛りをいったりきたりの状態です。本当に難しいですね、ダイエットは。
この機器につきましては、ご存じのお方もおられましょうし、すでに使用中のお方もおられることでしょう。インナースキャンというのですが、私にはスパルタなホームトレーナーでしょうか。
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2008年10月23日

10月23日 ダンディー新庄さん

お昼時、私はバディーとお茶を飲みながらある世間ばなしを聞かされました。「新庄さんが七年間で七十億稼いで、いま家賃120万円の賃貸マンションにすんでいるらしいわね」なんて、テレビで本人が話していたというんです。新庄さんとは、タイガース、メッツ、ファイターズで活躍していた新庄剛さんのことですね。私もまさかなんて思いましたが、しかしご本人が輝いていたころなら、ありえることかななんて思いなおしたしだいでした。こんなこと嘘や上段で語るひともいないでしょうから事実だったんでしょう。
いやいや凄いものですね。なんでもCMのギャランティーが大勢でで、野球は副業程度だったというから「やるもんですね新庄さん」という感想です。あのころの新庄さんはなにかと派手で、そのダンディズムには輝きがありました。あのパーソナリティーならいいスポンサーがついたことでしょう。いいですよね、かっこよく山ほどのお金を稼げるお方は。そして家賃が、月々120万円なんてどんなマンションなんでしょう。庶民感覚の10倍ですから、10倍の快適さを享受していることでしょう。その新庄さん、「男の生きかたに女房は邪魔だ」との信念で、離婚なさったらしいですね。夫婦間のことは別問題として、いいですね、そんな大胆な生き方なんて。並みの生き方をしないから痛快です。それも桂 春団治(かつらはるだんじ)のような単なる放蕩のようでもなさそうですから。いつかその足跡(そくせき)について教えていただきたいものです。
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2008年10月22日

10月22日 老人介護マンション

私の住む狛江市にも、新築有料老人マンションが目立ってきました。マンションのネーミングからして、グッとハイカラな高級感を与えています。チラシによりますと、入所時の一時金が一千万円台から三千万円台のようです。そして毎月の費用が二十万円台のようですね。
今わたしは健康な連れ合いがいますので、ひとごとで片付けていますが、将来ひとりぼっちになったなら、そんなマンションも有力な選択肢のひとつになるのは間違いないことでしょう。そんな記事を、以前書いたこともありました。でも月々の二十万円台は、私には高すぎます。というより、庶民の年金暮らし感覚からみれば、とうてい入居できるものではありません。私のイメージでは、地方の賃貸マンションなら、なんとか負担できるかなという状勢かもしれません。しかしそんな都会の老人向けビジネスの盛況ぶりを思うとき、裕福なお年寄りが多いことに驚かされます。現役時代に日本の企業戦士として、大いに頑張られたお方も多いことでしょう。そんなお方は、現役時代の労苦と引き換えに蓄えたマネーでしょうから、うんと優雅にエンジョイなされたらいいですよね。そして、ご家族の支援により、そのようないたれりつくせりのマンションで、健やかな高齢生活を送られるお方もおられることでしょう。いずれにせよひとりで生きていけるものならそんなマンションも不用なのですが、なかなか満足にひとり暮らしができないところに無念を感じます。私と連れ合いとでは、私が二歳年上なんですが、もう少し年齢差があったならなんて、身勝手なことを思ったりもします。要は健康に充分過ぎるほど留意し、自分のお城で慎ましく暮らせることが理想なんです。どんな将来が待っていましょうか。
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2008年10月21日

10月21日 成城の街並みを歩くとき

私のウォーキングコースのなかで、成城のお屋敷町を通り抜けるパターンもそのひとつなんです。喜多見駅前から、不動坂を登り、あるいはビール坂を登って成城にアクセスするわけです。ただただ成城の街並みを歩き、おしゃれな邸宅街を肌で感じているというそれだけで満足なんですね。
私は社会人になってから、独身寮。団地風の社宅、退職後は賃貸マンション、そして現在の分譲マンションですから、一戸建てに縁がありません。もちろん自分の設計図の誤りがそんな結果をひきおこしているわけです。でも自分の田舎に身を置き換えたなら、実家という一戸建てがあるんですね。成城の貴族御殿を見るとき、「田舎住まいを決意したなら一戸建てに住めるかな」なんて思ってはいるんです。もちろん昔風の住宅ですから、かなりのリフォームが必要になりましょう。数百万円の出費を伴いそうです。私の立場や個人的事情において、今の環境で充分なんですが、やはり心のどこかに、ベランダではなく、庭つきの家がちらついてくるように感じます。
そして両親のお墓があって、いつの日か自分の永久御殿かと思うとき、かなりの見えないUターンパワーが私を引き寄せるようです。これも、成城という魅惑がそんな気にさせるのでしょうか。
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2008年10月20日

10月20日 紀州の種なし柿

秋も本当に深まりましたね。夜、素足のままくつろいでいますと、ひんやり足が冷たくなるのが気になります。畳がヒヤッとしますね。フローリングの床なんて、スリッパなしでは歩きたくないことでしょう。日暮れもぐんぐん早まってまいりました。慌しく一日が過ぎていくようです。
そんな今の時期、柿がおいしいんですね。私も大の好物でして、食後のデザート感覚で、大きな大きな柿にかぶりついています。あのヌルヌルした味覚がたまりません。指を汚しながら、ガブッとくらいついているんです。いいですよね、今の時代の柿は。あんな大きい果実なのに、種がひとつも入っていません。ですから安心してかぶりつけます。かつては、思い切りかぶりついて、種を噛んで、一気に不快な気分になったものでした。ほんとにいい品種に改良したものだとうれしくなります。昨夜のものは、紀州の種無し柿というとのことでした。紀州はミカンや梅干ばかりでなく、同時にいいものが実っています。昨夜などは、しっかりいただいた晩ご飯のあとに、でかでかの柿一個をペロリとたいらげてしまいました。全体として、食べすぎなのですが、あのオレンジ色の栄養素は、きっと明日の活力の根源になるはずです。たぶん今夜もまた、ガブガブッといくことでしょう。
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2008年10月19日

10月19日 今年の箱根予選会

昨日の箱根駅伝予選で、上武大学が三位で通過し、また初出場校が名乗りでました。それも三位通過ですから立派です。皆様は、上武大学をご存じだったでしょうか。群馬県の高崎と伊勢崎にキャンパスがあるんですね。
私は柔道の全日本大会で、かなり以前から存じてました。体育会柔道部としては、全国大会では、常連校でした。もちろん上位を狙うような競合ではありませんでしたが、関東地区としては聞こえた大学だったでしょう。その上武大学の駅伝部においては、創部5年目だったのですね。その5年にして、見事に初出場を果たしたのですからよくぞという思いです。この上武大学にせよ、33年ぶりの青山学院大学にせよ、新たな風が加わったことは、新風という意味で面白いんじゃないでしょうか。そのぶん、法政大学がはじき出されてしまいましたし、慶応義塾や筑波あるいは、関東学院などの大学が蚊帳の外ということになります。いかに伝統校といえど、あのマンモス予選に勝たなければ箱根は招いてくれません。
どこの大学の駅伝部も、ヒノキ舞台を目差して、死に物狂いで夏合宿を経験しているんですね。気力体力の限界に挑んだ合宿だったと思います。
さてさて、本選でのレースはどうなりましょうか。予選でいい走りをした、城西大学や、農大、そして上武大などが旋風を巻き起こしてもらいたいものです。今日からが、本当の練習の始まりなのでしょう。
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2008年10月18日

10月18日 振り込め詐欺

振り込め詐欺があとを絶ちませんね。三日前の10月15日が、年間で最も被害発生が多いというデータから、警察庁の一斉警戒が報道されました。そんななか、岐阜県警で見事未然防止に成功したのはお見事でした。警戒員の鋭敏な警戒心が、被害を救いました。
情けなかったのは、警視庁の官内で三件の発生をみたことでした。東京のATMですから、一店当たりの設置台数も多いことでしょう。そのぶん不審なお客さんを見つけ出すのも困難になりますが、プロの警官として配置された以上、エラーはいけません。しかも三件ですから、警視庁幹部も苦々しかったことでしょう。警戒員が「気がつかなかった」との弁名でしたが、被害者の立場としましては、「そばにいながらどうして私を救ってくれなかったの」と、泣きたくなつたことでしょう。狭い機械に向かってゴソゴソと操作するわけですので難しい状況下にはありましょう。しかし注意力を注げば、発見できたかもしれませんね。必ずキョロキョロするとか、不安そうに辺りのどなたかに相談したくなるような素振りをするなど落ち着かない様子があるように感じるのです。
それにいたしましても、どうしてこうもひっかかってしまうのでしょうか。しかも新聞報道によれば、警戒中のATM被害は、さらにおおいとのことでした。最高額は300万円近くのひともいるとのことですね。我が子や我が孫に対する、過保護現象なのか、カネ余り現象なのか不明です。
知らない他人の声でも、身内の声に聞こえたり、あるいは官公署からの電話と信じ込み慌ててしまうんですね。特にお年寄りは、お役所になにがしかの畏敬の念を抱いているのがウイークポイントでもあります。私などはあつかましさもありますが、公務員なんて使い放題使えという意識ですので、呑まれることはありません。仮に裁判所だろうが内閣官房でしょうが慌てて返事をするようなことなどないと思います。役所なんて、自分の無料サポート機関と位置づけていますから。
とにかくお年寄りの皆様、麻生総理から電話をいただいても緊張なんかしないでください。そして身内にどうこうしたことがあったなんて問われても「110番するから待っていろ」とひとこと声をかけてください。
私の自宅にもおかしな電話が時々かかってまいります。以前は、「はい、○○です」なんて名前を名乗っていたのですが、振り込め詐欺のみでなく通信販売だの霊感商法だのと迷惑電話が多いので、「はい、もしもし」などと名前は告げていません。相手にこちらの名前を問わせさせてから応えることにしています。油断もスキもない世の中ですから、皆様方くれぐれもご用心。
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2008年10月17日

10月17日 WBC

来年三月に、ベースボールのWBCが開催されますが、監督や選手の選出で苦労してますね。特に監督においては、北京で敗れたものの、星野監督を望む声もありましたし、前回の優勝監督の王さんを推す声も相当なものでした。さらには楽天の野村さんや、中日の落合さんがいいのではないかという意見もありましたね。いやいや、日本シリーズの優勝監督が一番公平でいいのではという、現実的な正論もございましょう。
さてさて、貴方ならどなたに期待いたしましょうか。私もひとこと希望を述べさせていただくなら、現ジャイアンツ監督の原さんが最適任のような気がします。現役の監督さ んで、今のプロ
野球の現場で指揮をとられておられますし、ペナントも優勝いたしました。それも13ゲーム差をひっくり返しての逆転優勝はお見事でした。その原さん、なによりもあの明るい雰囲気に好感がもてますね。あの爽やかでフレッシュな笑顔が素晴らしいと思います。選手やファンをグッとひきつける魅力は、スポーツ界の宝のようにかんじるのです。まだプロ野球は終わっていませんので、ご本人はそれどこではないでしょう。でも、クライマックスシリーズや日本シリーズのその先に、WBCの心の準備をしてほしいものです。
たかが野球の世界大会なんて一蹴なされるお方も多いかもしれません。でも、野球は最も人気を誇るスポーツであることに変わりなく、老若男女に大小の夢を与えてくれるのも確かです。明るい明日を夢見る庶民にとりまして、有形無形のパワーやエネルギーを感じさせてください。
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2008年10月16日

10月16日 さっぜさん

私は「さっぜさん」というネットネームでぶろぐ活動してますが、さっぜさんとは私の養父のニックネームだったんですね。このブログでも書いたことがあるかとも思いますが、名前を作左衛門(さくざえもん)といいまして、明治35年の寅年生まれの時代遅れな人でした、今日はそのさっぜさんの命日なんです。昭和56年のことでしたから、没して27年程前になりますか。いい親父でしたが、どうもあのオールドファッションだけはいただけませんでした。
こんなことがありました。もう日本もかなり電化製品が当たり前になって久しくなった頃、ようやくあることから、冷蔵庫をいれたんです。そしたらなんという奇異なことをいたしましたでしょうか。コードをコンセントから抜いてしまったんです。つまり、差込を入れっぱなしでは電気代がもったいないという理屈なんですね。差し込んだり抜いたり、交互に繰りかえせばいいというんです。もう絶句でした。その結末たるや、ぬいたはいいがそのことを忘れてしまい、中野あれこれなんて死んでしまっていたわけです。しんじられませんよね、時代の生活にどうして馴染めなかったんでしょう。
そんな親子関係が始まり、54年程昔のことでした・・・・

昭和二十九年八月十九日、私にとってもうひとつの誕生日。昭和二十四年十月八日が生年月日なら、この日はもうひとつの戸籍年月日といえる。生後僅か四年十ヶ月にして、実父母を離れ、祖父母の養子という運命の峠を越えてしまった。私はあのときの記憶が鮮明に、両眼の記憶膜に残り、消えはしない。そのとき両親は、私の頭を撫でてやろうともせず、なにかおやつめいたものでも手渡そうともせずに、無言で手放した。たぶん愛情の希薄ではなく、そんなお別れのポーズに無頓着だったのだろう。私の祖父は、自転車で私を迎えにきて、
「さあ幸作、今日からじいちゃんの子だ、じいちゃんの家まで帰ろう」
と声をかけられ、自転車の荷台に乗せられた。幼い男の子にとって、両親との別離なら悲しいはずなのに、悲しさも悔しさも感じなかった。むしろそうなることを望んでいたのかもしれない。そのせいだろうか、嫌がる素振りも見せず、泣くこともしなかった。幼心に、祖父母の優しさを心地よく感じていたに違いない。
あれから五十余年、私も祖父になってしまった。私の養父母同様、幼い孫を育て上げることができるかと問われたならば、そのような自信もないし、そのような身勝手なんてできようはずもない。育て上げた養父母のあのエネルギーやパワーはなんだったんだろう。孫のかわいさはとことんわかる。だが、正業を営み、家庭円満の夫婦に生まれた第一子としての長男を、よくぞ縁組したものだと呆れてしまう。
やがて、そんな幸作の運命的な生い立ちが、自分の生きていく針路を窮屈なものにしていった。祖父母だから、私の成長に比例して益々老齢化していく。そんな親の姿が私の脳裡を離れることはなかった。自由に生きたい若者にとって、病と老いた二人のお世話が、できようはずもなかったのです。
私にも二人の孫がいるんですが、とことんとことん自分の人生、好きなように好きな生きかたを望んでやまないんです。
posted by さっぜさん at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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